右のとなりのオヤジがタバコをくわえると店主が、
「○○○さんに灰皿~」とおばちゃんに伝えます。常連さんのようです。
タバコのオヤジは、
「あれはどうしたと?」と尋ねます。
「あれは月曜から具合が悪くて寝込んどっちゃん」
どうやら、姿が見えないヤキメシ係のおじちゃんの話のようです。
「どこが悪いと?」
「頭が悪いったい」
カウンター内のおばちゃん全員爆笑
左どなりにもオヤジが座りました。
「ラーメンと小めし」
「めしは少なめやろ?」
左どなりのオヤジも常連でした。
「今後、暇があったら掛け布団もってきて」
「いくらぐらいのがいいと」
左どなりのオヤジは布団屋さんのようです。
「そげん高いのはいらんけん」
「あんた金持ちやけん、10万のば持ってくるけん」
カウンターのおばちゃん全員爆笑
目の前の田んぼはつぶされ、再開発という名のもとに、新興住宅地に生まれ変われつつある場所でこんなローカルな会話が交わされているのは奇跡です。