雷山の避難小屋に泊まってみたい・・。
その存在は知っていたのですが、まだその姿すら見たことがなかったので小屋泊ありきで、
井原山〜雷山を縦走しました。
井原山の水無鍾乳洞口を14:36に出発。快適な沢沿いを歩き、
心臓破りの急坂「通称:根っこ坂」(今思いついた名前)を10分間のゼェー、ハァー地獄。
でも、翌日もっとボクらを苦しめる強敵が現れました。
この時期の井原山名物ミツバツツジは5分咲きってとこでしょう。
山頂へはジャスト1時間で到着。誰もいません。
さぁ、こっから縦走だぁ〜。
でも、縦走って精神的にあまり好きじゃないんですよねぇ。
アップダウンを繰り返すのって、せっかく稼いだ高度を吐き出すみたいで、
なんか、つらいんですよ。
雷山着が16:53。
慣れ親しんだ山には地図を携帯をしないこともあったのですが、
自分のためではなく、人から道を聞かれてた時のため、最近では必ず携帯しています。
雷山山頂でも夫婦からどこから来たのかと尋ねられ、地図を広げ説明しました。
そして、翌日ホントに地図を携帯してよかったいうことが起こりました。
避難小屋に着くとまずはヒエヒエのビール。
初訪問の雷山避難小屋はコンクリート性の古い小屋なのですが、
暖炉があり、部屋の中で焚き火ができる珍しい作りでした。
今回、煮炊き用の鍋を新調しました。
さすが日本のアウトドアを知り尽くしたモンベルっ!と思える逸品です。
しかも2200円。
鍋の中はいつものアツアツのモツ鍋です。
新火の当番S1が焚き火にチャレンジ。
23時近くまでダラダラと飲み続けて、
翌日は6時に起床・・・7時20分ごろ小屋を出発。
ここからホントの地獄でした。
急斜をほぼまっすぐに雷山山頂まで登らないといけません。
これで体力と気力の両方を使いきり、
小雨は降っているし、それからの縦走がつらいことつらいこと・・・・。
一時間半かかってやっと、井原山山頂とアンノ滝コースを分岐点に到着、
「ココからは山頂を超えて、水無鍾乳洞口だぁ」と最後の気持ちを振り絞った時、
ふと思い出しました・・・「アンノ滝コースから水無鍾乳洞口に合流するコースがあったはず」
地図・地図・地図・・・。
地図で確認するとやっぱありました。これで山頂を超えずに済みます。
50分ほどでつらかった登行は終わりました。
しっかし、あれほどバテテいたはずなのに、
13時からのテニスにしっかり参加。
テニスと浜飲みは別腹だね。