寝室にエアコンがないので、汗だくで目が覚め、朝から不快指数は上がりっぱなしの毎日が続く。
「涼しい高原のフカフカの草地のベットの上で、目を覚ましたい・・・」
ってことで、坊がつる1泊キャンプに参加。オマケにおうち料理の達人satoyanシェフのおかげで、久住奥地のキャンプとは思えない豪華酒の肴が振舞われるので楽しみは倍増。
への号でsatoyan、マニ、てん子をピックアップし、玖珠ICを目指し、玖珠ICでNさんが乗り込んでくる。大人6人とデカザックで車内はみっちり。
長者原で各自に食料が分配され、ボクのザックのサイドにはバケットが2本取り付けられる。それだけでは済まず、ザックのスペースに余裕があるのを指摘され、そのスペースにも食料を容赦なく詰め込まれる。
長者原から雨が池までのコースは日陰が多く、心配された灼熱地獄ということはなかったけど、2ヶ月ぶりの登山。しかも重量過多のザックを背負いまったく調子があがらない。
「海へ帰ろう」ばっかりだったせいだろうなぁ。「海へ帰ろう」って言っても、2時間ぐらいウィンドしたり、カヤックしたりするだけで、あとは打合せと称し、飲んでばっかりやったもんな。
「山に帰らねば!」
ツライ2時間をやっと乗り越え、坊がつる着。「もうこれ以上歩かんけんねぇ」と主張するように、登山靴を脱ぎ捨て、ビーサンを履く。
皆もビールを開けた瞬間から、これ以上歩く気にはならなかったようで、そのまま宴会に突入。
だらだらと飲んでいると、N&マニのラーオタトークが始まった。「への一派と敵対する組織の話し」「最近、頭角を表してきた新勢力ブロガーの話し」
一般人が聞いてもなんの話をしてるのか、解らない内容の話を延々と、ヒートアップして語っている様があまりに可笑しいんで、ゲラゲラと笑って聞いていると、西の方の空模様が怪しくなってきた。
テントに荷物を押し込み、雨が降らないうちにと、法華院温泉にひとっ風呂浴びに行く。
雨は30分ほど降って止み。坊がつるに戻ったボクらは本格的宴会に突入した。どうやって寝たかは覚えてないけど、翌朝、自分のテントで半身だけ、シェラフに身体を突っ込んでる状態で目が覚める。
外では朝食の準備が始まってるらしいけど、「寝ていたい、この極上のベットで寝ていたい・・」
そろそろ出発しますよ~」と大船山に登ろうとNさんが誘ってくれたけど、「パス、オレ寝とくけん」
テントの中が暑く寝苦しくなってきたので、目を覚ますと9:30。ひとっ風呂浴びに法華院温泉へ。誰もいない浴槽に浸かったいると、また眠たくなってき、風呂の淵に横になってまた寝てしまう。
さら談話室のベンチでゴロゴロし、そろそろ大船組みが戻ってくるかなぁと思って、坊がつるを目を凝らして見ると、テントサイトにそれらしき人影あり。
テントサイトに戻ると、炎天下の大船山登頂はかなりきつかったらしく、テキパキとランチの準備をするsatoyan以外は元気なくうつむいている。
あぁ行かなくよかった。いつもなら先頭切って登りたがるタイプなんで、1人だけ寝とくなんて絶対ありえなかったけど、今日ばっかりはなぜか睡眠>登山だった。
登山はせずに宴会するため、寝るためだけに坊がつるに行く。これはこれでありなんじゃないでしょうか。
しかもあまりのだらけっぷりに写真を1枚も撮ってません。どなたか適当に写真を送っていただけないでしょうか?