今週の山行きは、皆さんそれぞれの思惑があったようで、バラバラ。九州百名山をひとつでもクリアしたい人、海外登山を想定した山に登りたい人、彼女を探すためにショップのツアーに参加する人。そしてオレは三郡山山頂付近の難所ヶ滝が凍ったのでどうしても見たくなった。
前日は、一気の飲みという業界の悪習が残る忘年会に参加したせいで、スタートから遅れ気味。
それでも、、自宅(愛宕IC)から一気に水城まで都市高速で行き、水城からは天満宮の脇を抜け県道35線を通って40分ほどで昭和の森についた。
11:40
ようやく宇美町の昭和の森の登山口をスタートする。杉林の林道はいかにも人工的でつまらない。
12:05
林道を抜ける登山道に入る。周りの木々も杉からブナ等の原生林に変わった。
直線的に伸びる杉に対し、原生林は予想できない曲線を描いて伸びるので、森全体の奥行きと与え、幻想的な空間をつくりだす。
登っていくうちに、徐々に雪が地面を覆っていった。
12:43
念願の難所ヶ滝に到着。
すげ~ かっちょいい!
思った以上に凍った滝は壮観だ。
ちょうど太陽の光もうまい具合にあたり、キラキラと輝いている。
本当は山頂で昼飯が暗黙のルールだが、レーダー基地しかない山頂より、壮観の滝の前の方がベストだ。滝のすぐ横のテラス状の岩の上で山麺。(カトキチの冷凍うどん・工夫なし)
岩の上でごろっと横になっていると、バキバキッと音をたててコブシ大の氷が落ちてきた。不運にもオレの腰あたりに一発当たった。周りにいる人も危険を察して、滝を後にしている。オレもあわてて荷物をまとめた。
14:13
一時間以上滝で過ごしたせいで、三郡山~宝満山の縦走路に着いたは相当遅くなってしまった。尾根道はアップダウンを繰り返しながら進む。
前回の福智山もそうだが、前日の酒のせいなのか、どうもバテぎみである。息はあがるし、足もそうとうツライ。
14:43
ようやく登頂!山頂コーヒーを楽しむ。
帰りは直接昭和の森に降りるコースを選択。一時間ほどで舗装された林道に合流し、30分だらだらと林道を下り昭和の森に戻ってきた。
温泉も行かず、寄り道麺もせずにまっすぐ帰宅しなくては、ならなかったのだが、天気にも恵まれ、気分いい山行きだった。
1月中旬になると、滝の凍結が完璧になるらしい。その時期にもう一度チャレンジしたい。