紅葉だ~紅葉だ~ワーイ~ワーイ
と久住に来たものの、久住は森林限界ってやつで低木ばっかりで、紅葉する木なんかありしないではないかい。
なんで、長者原から法華院まで行って、後はなるようになる作戦ってことでとてもユルク、スローなコースを採択。
逆はあっても長者原から登るのは初めて。森はいい感じに黄色や赤に変色は始まっていて、いつもは飽き飽き・バテバテで下るコースがホントはとてもいいトレッキングコースだったことに気がつく。
森の中を抜け、ススキが茂る坊がつるを抜け、ガイドブックのコースタイムジャストの2時間で法華院温泉着。
「ここまで来るならわざわざビール買ってくることなかったね」と苦笑する。
スタートが10時半とかなり遅かったので、のんびりすることなくピストンで長者原に戻るつもりで腰をあげるとフミオさんが「どうせなら北千里からすがもり越えて長者原に戻らん?」
きついコースが嫌いな彼らしからぬ提案である。でも来春には横浜に骨を埋めてしまうブッチ隊長に殺伐とした火山らしい久住も見てもらいたかったし、ビギナーのキヨチャンも以外にタフなんで、フミオ案にコースを変更することに。
北千里まで急登を一気にハイクアップする。心拍数が本日最高値に上がるのが解る。キツイけど気分はハイ。やっぱ山に来たからには少々キツイ想いをしないと物足りないんだなぁ実感。
すがもりで鐘をつくキヨチャンに「それ1回突くごとに、1年婚期が遅れるよ」とオヤジらしいツッコミを入れてみる。
すがもりから長者原へのショートカットのコースも以前みたいに迷うことなく無事ゴール。
仕事が立てこんでいる上に連日のオフィシャルな飲み会も続き、精神的にも肉体的にもバテバテで参加した久住行きだったけど、やっぱ、山に行けば文句ないしに楽しい。