自宅へ持ち帰ったシーカヤックをパッキングしたバックはトランクルームにはとても入るサイズではないので、とりあえず共用の廊下から玄関のドアまでアプローチのスペースにどかっと鎮座させるしかない。
午前中用事をこなすために、玄関を通過するたびに目に入るカヤックが気になってしかたない。
行きたい・・・・。 けど車がない・・・・。
歩いていくかぁ・・・。 たぶん2kmぐらい・・・。 たいした距離やないよね・・・。
行けるとこまでとりあえず行こうと、バック(約17kg)をキャリーに乗せ、はりきって出発。
3分後、大通りで出たところで断念。
重い、暑い、の2重苦。
500円割引券があったんで、タクシーで愛宕浜に乗り付ける。タクシーの運転手さんが海パンをはいて大きな荷物を持ったオコトを見て怪訝そうな顔をしてたんで、「これ、ゴムボートです」と、うそをつく。
昨日の講義に忠実にカヤックの骨組みを組み立てるけど、全くはかどらない。3人でやるのと1人でやるのでは全然違う。
30分たってようやく骨組みが組みあがり船体布をかぶせる(着せる?)けど、骨組みがゆがんで組みあがったせいか船体布がうまくきれいにならない。どうみても昨日に比べてよれよれに仕上がってしまった。
ホントは百道浜に水着ギャル見物でも行きたかったけど、帰りが迎え風になるのはあまりにコワイので、昨日同様風上の小戸公園方面に1時間ほどツーリング。
波が高く、風も強いのでハードなツーリングになってしまい「楽しかった?」と聞かれたら「つらかった」としか答えられない状況だったけど、カヤック買ったことにはホント後悔してません。
カヤックを乾かし、ブラブラと歩いてマルキョウにビールを買いにいく。ビールを飲みながら昨日知り合ったウィンドサーフィンのNPOの一派と雑談する。沈みかかった太陽の下、海が好きという共通点があるだけの知らない人と話すのはわり楽しかった。中には中学生の女の子もいて、チャリで浜に通ってるのが微笑ましかった。