自転車屋のオヤジは自分のところで買った客には愛想よくて、自分のところで買ってない自転車を修理に持っていくと無口で無愛想になる人が多く、子供のころパンク修理を待っている間、オヤジと自分と二人っきりの空気はキライだった。
でも最近の自転車は昔のようにめったにパンクもしないし、ボクのチャリは買って3年半しか経ってなので自転車屋にお世話になることはなかった。
先日、通勤中にバチっという音がして、リアギアのシフトワイヤーが切れた。リアギアのワイヤーが切れるとテンションがなくなるので、一番小さなギアにチェーンは入りっぱなしになる。(一番重いってこと)
仕事の途中で立ち寄ったスポーツオーソリティの自転車売り場でワイヤーと購入し、帰宅後自分で取り付けてみたものの、ギアは全く変則しない。ネットで取り付け方法を調べるけど、丁寧に図式で解説してくれるサイトはなくもうお手上げ。しかもワイヤの交換をショップでやってもらうと1000円以上かかるらしい。
翌日、シフトチェンジができない自転車で通勤し、昼休みにどこで修理してもらおうか候補を考えた結果、空気入れを無料で開放してるので、いつも主婦や学生が店先にいる大濠公園の近くの
サイクルショップなかやに行ってみる。
なかやの店主は思った通りいい人で、取付けに失敗したボクを馬鹿にもせず、愛想よく「15分ぐらいで終りますよ~」と言って修理にかかってくれた。
でも、
なかやはママチャリ専門店なんで、MTBのギアのことはよくわからなかったんだろう15分以上経過してもまだ悪戦苦闘していた。
ボクの次に主婦がチャイルドシートのぐらつきの修理で待っていたんけどいっこうに修理が終わらないで、「また後で来ます~」と去っていった。
よくやく交換が終り、ギアがカチッ、カチッといい音で入るの確認する。勘定と聞くと「500円」です。
安っ!
ついでに空気もパンパン入れて、走りだす・・・・と、、ブレーキレバーがユルユルのまま。
なんかマヌケなとこもあるけど、愛すべき町の自転車屋さんでした。