思わず声を上げてしまうほど、ワンダフルな景色に出会うということはめったにないけど、今回はtyuさんのバリトンで「素晴らしっ!」が連発された山行きとなった。
楽しみにしていた「雪の久住」は暖冬のせいで雪はなく、おまけにガスって視界も悪い中、陰鬱なスタート。
まぁそれでも、山を登ってしまえば、温泉と宴会が待ってるので気持ちははずむ。
ドロドロの足元に閉口しながら、久住別れに到着。その瞬間、カーテンがさっと開くように、目の前のガスが風で飛ばされ、一瞬で目の前には久住山の雄姿。一発目の
「素晴らしっ!」。
久住別れから中岳を目指し御池へ。あいにく御池は池の半分ほどしか凍ってなく、
「素晴らしっ!」はナシよ。
強風を避けるために、崩れかかっている避難小屋で昼飯。食べてる間に強風でガスが吹き飛ばされ、だんだん明るく晴れてくる。
強風の追い風に乗って、一気に登頂。そしてあまりの寒さに即下山。稲星山にも登るという「素晴らしっ軍団」と別れ法華院温泉へ下る。何度もキャンプはしたことはあったけど、旅館に泊まるのは初めて。案内された角部屋から見る三俣山と大船山がキレイだ。
早速、温泉に入り、へのさんと卍とフライグ宴会スタート。この時点でまだ4時。あぁ幸せ・・。その後日本酒を3本空け、焼酎にスイッチし、場所と部屋に変え、隣室の人から「コガチャン、うるさいっ!」と言われるまで宴会は続いた。
翌朝、大船山に登るつもりが、山頂には雲がかかっていて、一人テンションが高い「Mr.素晴らし」以外はこのまま雨ヶ池ルートで長者原に下山しようってムード。
三俣山だったら晴れる可能性があるという妥協案が出されて、しぶしぶと法華院からヤナ墓標がある北千里に登る。
スガモリ越えに着くと、またしても一気にガスが晴れ、目の前には三俣山。全員で
「素晴らしっ!」を唱和。
三俣山登頂後はずっと晴れ空が続き、つくづく
「素晴らしっ!」な山行きとなりました。