合い」
偶然の出会いってあるけど、昨日の出会いはちょっと経験したことないので「不思議な気持ち」な偶然の出会いやった。
麺類好きなオレの情報源はほとんどインターネット。その中でも情報量、行動力と、表現力でダントツなのが「麺喰い日記」。このサイトは百道浜あたりに住んでいるか、働いていると思われる人が日記形式でその日食べた麺を紹介してしている。
秀逸なのはラーメンだけでなく「うどん」情報にも精通している点と、一日最高五麺という麺に関してはとんでもない胃袋の持ち主であるという事である。
おととい、いつものように「麺喰い日記」を読んでいると、最近頻繁に登場する「五徹(ごてつ)」(福岡市中央区伊崎)にまた行ったとのこと。ただ子どもが親子丼をのせがんだため、お目当ての「鴨せいろ」が食べれなかったと嘆いていらっしゃった。
そこで昨日、その五徹にいってみた。昼時だがお客はオレひとり。カウンターでごぼう天うどんをすすっていると、3人組が入ってきた。3人組は香盤表のようなものを出して打ち合わせを始めた。テレビマンだ。さっき「麺喰い日記」の主宰は百道浜周辺の人を書いたが、テレビ局=百道浜である
その中でもリーダーらしき人が注文を取りにきたおばさんに「この間の親子丼おいしかったですよ。今日は鴨せいろで!」
間違いない。「麺喰い日記」の主宰の人だ。なぜかオレの心臓はバクバクしてきた。話し掛けるべきか、否か。話し掛けるならどう話し掛けるか。
「もしかして、【麺喰い日記】の方ですか?」
当たり前過ぎる。それにしてもなぜオレは話掛けようとしているのだろうか。打ち合わせを兼ねた昼食中に話掛けられたら迷惑ではないのか。頭の中が混乱してくる。
こっちはそっちを毎日何を食べているかも知っているが、そっちはこっちを全く知らないのである。ましては芸能人でもない。
結局、「迷った時は楽な方を選べ」という自分自身の座右の銘通り、話掛けずに店を出た。今日、「麺喰い日記」をチェックしてみると、やっぱりあの店にいたのは主宰の人だった。
「麺喰い日記」の主宰の方へ
あの時言いたかったのはひとことだけです。
「いつも見てます。ファンです!」