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2005年 05月 29日
「今週は能古島のレゲエに行かんばと(筑後弁ってこんな感じ?)」とJ子から聞かれされていて、Nグループの美人ユウコリンも来るというので、山はあきらめレゲエに参戦。
レゲエといえば露出系ギャル。そして野外フェスといえば昼酒。昼間っから酒の飲んで、ピチピチギャルを視姦する。これぞ最高の日曜日。山なんか行ってられねぇ~。 会場に着くと、これでもかっと露出している女の子がいるにはいるけど、どれもFACEがイマイチ。スタイルもイマイチ。HITOMI的な子なんて皆無っすよ。男もダブダブな服着てガラ悪くて頭悪そう。しかもデブが多い。(こっちもフミオ+くまのデブオヤジを二人連れとうけん人のこと言えんけど)まぁ、太ったJ子がたくさんいる感じ。 バックチェックもなくスムーズに持ち込めた食材と飲み物で宴会スタート。ビールこぼしたり、ジンを水と間違えたり、ルーズな感じで宴会が続く。音楽オンチのまんぢも酒の匂いをかぎつけやってくる。 酒が切れるより先に氷が切れる。知り合いのバーに氷をもらいに行ったN子が帰ってこないので様子を見に行くと、ハンバーガー作りを手伝わされていた。 4時過ぎにDefTechH狙いでステージ近くに移動。演奏はカラオケだったけど、そんなことどうでもよくて、踊り、唄い、狂う 気がつくとあたりは暗くなりトリのPUSHIM。初めて見るアーティストだったけど、これまた盛り上げてくれる。 これ以上のオモロイ日曜日ないってくらいの一日の終わりに待っていたのは・・・・。また携帯がない。 新番号は旧番号に電話すると案内されます。 ▲
by take40103
| 2005-05-29 14:44
| ロック
2005年 05月 14日
「バスに乗ろう!」
社内にはそんなポスターが貼ってある。 バスを使った画期的登山を考えてみたものの、3番系統のバスで金山に行くぐらいしか思いつかない。 がっ、金山の登山口までバスで行くには西新パレスを7:17に出るバスに乗らないといけない。同行者を求めて数人に声をかけたが、わざわざ早朝に、しかもバスを乗り継いでまでして登山に行ってもいいよという酔狂モノはいなかった。 西新まで、チャリで行く。西新のバス停では山行きのおばちゃん達でいっぱいと思いきや、誰もそれらしき人いない。 早良営業所で曲淵行のバスに乗り換え、水源地前で降り、8時15分に登り始める。 ホテルベアの駐車場を覗くと、半分ほど埋まっている。こんな山奥でもやる事やるためにはわざわざこんな山奥まで来るんだなぁと感心。 いい感じの陽差し、渓流の水の音、新緑の眩しい緑、沢沿いに吹くやさしい風。鳥の声・・・。情緒豊かな人だったらひとつ俳句でもひねるんだろうけど、そんな情緒はないので、ソロ行らしくとにかくガシガシと休まず登る。 9:55登頂。昼時、山頂は渋滞する金山もさずがにこの時間は誰もいない。山頂からはうっすらと雲仙が見える。山頂独占でスーパー手抜きのパンのみのランチ。特にすることもないので、食べ終えると即下山。 前回、ロストした坊主ヶ滝への下山道を分岐点をしっかり見極め下る。ここの滝もなかなか迫力あって、姿よし。 下山後は前回パスした千石の郷で入浴するために立ち寄る。レストランの客は多いけど風呂の客は2~3人でのんびり。180度パノラマの展望はなかなかのもの。遠くに福岡タワーやヤフードームも見える。 目下の平和の気分を誰かにメールしようと、携帯を探すがポケットにもザックにも何処にもない。 もしかして山で落とした?ちゅーことはもう1回登山ってこと?絶望的な気持ちで、公衆電話から自分の携帯にとりあえず電話してみる。 数回の呼び出し音の後、「はい」と誰かでた。携帯の持ち主であることを伝えると、早良営業所で預かっているとのこと。どうやらバスの中に落としたらしい。 もう一回登山が避けられただけどもラッキー。 ▲
by take40103
| 2005-05-14 14:47
| 福岡の山
2005年 05月 08日
旅の終わりが、新たな旅の始まりである。
屋久島の荷を解き、一息つくと、深夜新たに荷造りを始める。なんでオレはこんなに必死になって遊んでんだろう・・・。 そもそも、屋久島行きは単独行の予定だったので、罪滅ぼし意味でGWの終わりの2日間はキャンプに連れて行くと楽に約束してしまっていた。 屋久島行きが楽連れになったので、キャンプは中止してもよかったけど、「ともだちも連れてきていいぜ」この一言がいかんかった。そのともだちがキャンプを楽しみにしてると聞き、ひっこみがつかない状態なのだ。 火種はカセットコンロという超手抜き装備で、北山キャンプ場へ。 ここはいつ来てもガラガラ。陽あたりが良さそうなサイトにソロテントを2つ張り、フィールドアスレチック場へ行く。これが結構きつく、小学生2人に遅れをとる。しかも、子供はクリアできて、ボクはクリアできなかったりする。くやし~。 ![]() 午後からは広場で野球。3人で適当に作ったルールで遊ぶ。草むらの中のボールを捜すという行為になぜかデジャブ感なのか、タイムスリップ感なのか、自分の小学生時代がフラッシュバックしたような不思議な感覚に包まれる。 夕食はカセットコンロで肉のみ焼肉。夕食後、他のサイトの子供達も誘って花火大会。 ![]() いい感じに酔っ払って、自分のソロテントにもぐりこみ、隣りテントから聞こえてくる小学生口調の小学生的くだらない会話を聞きならが先に就寝。 翌朝、サンドイッチの朝食を済ませ、三瀬温泉やまびこの湯へ。午前中の早い時間は人が少なく、露天風呂を独占できる。そしてココは、外出券みたいのを発行してくれるので、キャンプ場でひと遊びして、再び汗を流しに立ち寄る。 楽の連れは保育園時代からの連れで、小さい時からよく知ってる子だ。母親に言いきかされたんだろう、なにかと「何か手伝うことない?」と聞いてくる。すると競うように絶対そういうことを言わない楽が手伝いを申し出る。 なんで、いいように二人をドレイ化し、皿洗いや水汲みをやらせホント楽なキャンプでした。 ▲
by take40103
| 2005-05-08 14:49
| 九州のキャンプ場
2005年 05月 07日
事前経費
ジェットフォイル 大人12,600円、子供6,300円 5月2日 高速バス 大人 8,000円 子供5,300円 昼食 1,280円 タクシー(天文館~港) 880円 タクシー(港~安房) 500円 夕食 4,450円 宿泊 3,780円 その他 1.295円 5月3日 バス(安房~空港) 大人420円、子供210円 レンタカー 26,650円 昼食 888円 キャンプ場 945円 夕食 3,530円 温泉 大人300円 子供150円 その他 150円 5月4日 湯泊温泉 100円 レンタルメガネ他 1,100円 温泉 大人300円 子供100円 昼食 1,450円 夕食 2,750円 雲水峡入場料 300円 5月5日 温泉 大人300円 子供150円 宿泊 3,780円 その他 1,050円 5月6日 温泉 大人300円 子供150円 昼食 1,450円 ガソリン 2,450円 お土産 3,890円 タクシー(港~天文館) 880円 夕食 1,995円 その他 797円 合計 100,920円 屋久島思い出 プライスレス 交通費、滞在費でこんな感じなんですが、他にも金使ってます。 カロリーメイト等行動食 1,351円 アルファ米他 1,868円 チタンマグカップ 1040円 CWX 8,877円 折りたたみ傘 590円 ガスカートリッジ 1,158円 ランタン用マントル 680円 スタッフバック×2 1,100円 ヘッドランプ用電池 2,830円 今回、生前のヤナと約束を果たすために屋久島に行ったと一部でウワサされたので、黒味岳の山頂に石を置いてきたというエピソードを書きましたが実はウソです。 ただ、ヤナのテントとランタンを持って行ったのは、ヤナも屋久島に連れて行ってやりたいと意識したからです。 この夏、会社の後輩によってヤナテントはフジロックフェスティバルに行くことが決まってます。 みなさんもどこか行く時はできるだけヤナテントを連れていったやってください。決して化けて出ることはありません ▲
by take40103
| 2005-05-07 14:52
| 九州の山
2005年 05月 06日
宿は初日泊まった森の陽だまりに電話するとあっさりとれた。帰路宮之浦を過ぎたくらいから雨が本降りになる。
宿の料金を払うと百円玉が数枚残ったのみ。食料は小屋で食べる予定のレトルト食品があるのでなんとかなるとして、問題は今夜の酒代。 「楽、もう金がなくなったけん」と告げると、「お金あるよ、ヒッチハイクで乗せたおばちゃんからもらった袋に1000円入っとった。」見ると小さなビニール袋に飴数個と小さく折りたたんだ千円札が入っていた。 神は我を見放さなかった、さっそくラガービールと三岳の飲みきりボトルを買いに走る。宿に戻ると初日の松山からのサラリーマン氏と再会。 宿の前の国道にレンタカーを止めっぱなしにしてるが心配だったので、郊外に鹿の肉を食いに行くという二人組に無理やり車のキーを押し付け、止めっぱなしという状況から脱出する。(安房の集落は路上駐車するスペースがない)おまけにちょうど三岳が切れたころに帰ってきて、お土産に三岳をもらう。 翌日も強い雨。西方面に滝見物に向かうがあまりに雨がひどいので尾之間温泉へ。キリキリ熱いお湯に足だけ浸す。午前中の時間帯は地元の人が多いらしく、理解不可能な言語が飛び交っている。 郵便局で金をおろし、かぼちゃ屋で念願の屋久島ラーメン。開店直後だったのでなんとか座れるが当然相席。福岡ではラーメン屋で相席になっても言葉を交わすことはないのだが、ココ屋久島では「どこから来た」から始まって「どこに行った」「何回目だ」という会話が始まる。目の前の若い二人組は静岡と北九州から。やっぱり宿で知り合ったそうだ。ラーメンが配膳され、「ラーメンが来るとついゴマを探してしまうよね」とボクを北九州人が笑っていると、静岡人には???だったよう。 会計をしようレジに行くと、昨夜宿で一緒だった夫婦とばったり。「二日酔い大丈夫ですか~」言われてしまう。昨夜そんなに酔っ払っていたのだろうか。 安房港近くでお土産を買い、港でレンタカーを乗り捨てる。これから始まる7時間移動のことを考えると憂鬱になるが、お互い怪我もせずケンカもせず、たいしたトラブルのなく旅も無事に終わりそうである。 ジェットフォイルのシートに深く座り、目を閉じて、ハイテンションで駆け抜けた5日間のコトを想う。 変わり行く状況に行き当たりばったりで対応し、運を味方につけながら旅をする。仕組まれたスケジュールをこなすだけの旅にはないスリルとサプライズの連続だったけど、そこがいいんだととりあえず満足。敵地アウェーに乗り込むようなテンションで向かった屋久島で、結果はホームのようにリラックスして楽しむことができたし。(旅の終わり感じココで安心したのは間違い、まだまだいろんなコトが我々に襲い掛かる) バスの中で食べる食料を調達しようと、天文館の商店街をブラブラしていたら、旨そうな中華のテイクアウト店を発見。中華惣菜とついでに鹿児島名物の白熊も。バスを待つ間白熊を一口もらったが、シャーベット状のアイスに練乳をかけただけのシンプルな食い物なのに、これがうまい。後で白熊発祥の店むじゃきで買ったコトが判明。 ![]() 定刻の17時にバスが来た。帰りのバスは3列シートなのでゆったりできる。運転手にチケットを渡すと「お客さん、15時のチケットですよ~」目の前真っ暗。すがるような目で運転手さんに懇願すると、とりあえず空港まで乗せてもらって、空港からのお客さんが乗った後に空席があればそのまま福岡まで乗せてもらえることになった。空席がなければボクらは空港前のバス停で捨てられる。 生きた心地がしない一時間後、空港前のバス停につくと、待ちは数人。空席も十分あるよう。安心してビールの栓を抜き、中華惣菜のパックを開ける。 がっ、運転手から無情なアナウンス。崖崩れでえびのIC~人吉IC間が通行止め。一般道に迂回するので福岡着は大幅に遅れる模様。 結局、1時間半遅れの10時半に天神BC着。5日間のチャレンジで旅人らしくキリってしまった顔が天神をミニスカで闊歩する若いネェーチャンを見ただけで、ダラっと緩んでしまった。 ▲
by take40103
| 2005-05-06 14:55
| 九州の山
2005年 05月 05日
5時に起床。手早く朝食を済ませ、小さいほうのザックに二人分の食料と雨具をパッキングして、楽を空身で登らせることに。
白谷小屋を出てほどなく、もののけ姫の森と唐突に看板が立っている。確かにあたりを見渡すと、映画で描かれたいたコケと倒木と巨木の世界。 だからってなんだってんだ。いちいち看板出すなよ。 早朝の森は静寂で、ボクら以外誰も人がいない。そんないい気分の時にもののけ姫の森の看板。立てた人のセンスを疑う。 20分ほど登ったところで、コースは徐々に下りだす40分ほど下って、荒川口からのトロッコ道にぶち当たる。楠川分かれだ。 一気に静寂は吹っ飛び、荒川口からの登山客がひっきりなしに登ってくる。一時間ほどゆるやかな登りのトロッコ道を歩く。 縄文杉を目指すルートは、山にありがちな中高年のパーティだけではなく、おしゃれなカップルや若者もいて華やか。 トロッコ道が終わり、コースは山道となり、15分ほどでウィルソン株。株では写真の順番待ち状態。隙を見てすばやく株の中に入り、株の中に湧いている水をシェラカップですくって飲んでみる。市販の水もそうだが屋久島の水は全体的に甘い。キリッと系の水が好きなボクにすると背振山系の水のほうが好きかも。 カラフルなウェアの若い女性2人組からシャッターを押してくれと頼まれる。お返しに撮りましょかと言われるが、旅も4日目になりデジカメの電池残量が少なくなってきたので、「電池が少ないので縄文杉で撮影して、帰りに残量があればウィルソン株も撮ります。」と別に他人に説明しなくていいことを説明する。 整備された木道をひたすら登り続ける。長い・・・。あれほど感動した屋久島の森も飽きてしまい、ただ足元を見つめ、まだかぁ?、早くつけ~と思いながら歩く。それも10分ごとに「あと何分?」と聞いてくる楽のせいだ。 大王杉、夫婦杉とスター級の屋久杉もゆっくり鑑賞する気持ちになれない。 早朝スタートから4時間ちょい。木製デッキで囲われ手厚く保護されている縄文杉到着。 ![]() でけ~。スター級の中でも抜き出たスーパースターだ。目の前に屋久杉って状況は結構いいもんなんで、デッキの上で30分以上長めの休憩をとる。 宮之浦岳へ縦走するパーティが夕方から天気が崩れだし、かなりの量の雨が降るかもしれないと憂鬱そうに話していた。 来た道を引き返すというのは、面白くないけど、下りなので体力的には楽だ。幸いデジカメの電池もなんとかもち、ウィルソン株でも写真を撮ることができた。 ![]() 帰りのトロッコ道はまさに苦行。体力的には余裕があるのだが、その一本調子の道にジワジワと気力を吸い取られる感じ。 ようやく、楠川分かれ。このままダラダラとトロッコ道を1時間も下ればゴールの荒川口に到着する多くの人に比べ、ボクらには上りの山道が待っている。 再び、二人は静寂の森の中へ。雨が降り始めたようだが、森の木々が雨をさえぎってくれて、雨を感じることはない。 「もう少しで小屋やけん、小屋に戻ったらゆっくりして、飯食って、ゆっくり寝るだけやけん。」 もう少しを強調して楽を気持ちが切れないようにする。分岐点から1時間ちょい御馴染みのもののけ姫の看板が現れ、ゴールが見えてきた。 そして、分岐点から1時間20分後、ようやく白谷小屋に到着。時計を見るとスタートから9時間、15:00になっていた。 もう限界とばかりに小屋のタタキにヘタヘタと座り込む楽。これからボクは楽につらい宣言をしないといけない。 縄文杉で夕方から天候が崩れると聞いた時点で、今夜の小屋泊まりは諦め、今日中に白谷雲水峡まで降りると決めていたのだ。 楽にそのことを告げると明らかに動揺し、目が泳いでいる。 小屋にそのままにしていたシェラフやマット等を再び2つのザックにパッキングし直し、外で待っている楽を促し、歩き始める。長めの休憩ととってヤツも少しは復活したようだ。 観客がちらほら散策する姿が見え始め、吊橋を見えるとゴールは目の前。 楽の発案で階段の最後の一段は手を繋いで、せーのっ!で同時にゴールする。テレビで見たことがあるゴールシーンだそうだ。(猿岩石?) いや~、終わった~。長かった~。 さて、今日の宿はどうしよう・・・。 ▲
by take40103
| 2005-05-05 14:57
| 九州の山
2005年 05月 04日
7時に目覚めると、期待通りの快晴。朝食を済ませ、テント撤収し、ゴミを片付け(屋久島のゴミ分別は細かい)湯泊温泉に向かう。
海が見える温泉なんてあまいもんじゃなくて、海そのものにある温泉。脱衣所なんてないので、風呂付近で適当に脱いで入るしかない。一応竹垣が男湯と女湯の境らしいが、全く意味をなさない。 ![]() 先客は誰もなく、もうしぶんのない幸せ感でのんびりと浸かっていると、10人ほどの団体が入浴するわけでもなく、ただ見学に来て、うるさいったらありゃしない。方言から東北方面らしい。 その後、西に向かい、大川の滝を見物。一目でそのデカさと迫力にに圧倒される。 ![]() 島西部の林道は特に見るものがあるわけではないけど、屋久島特有の森の雰囲気を車で堪能できるいわゆるジャングルクルーズみたいなもん。鹿や猿とも遭遇できる確立は高い。 ![]() 西部林道から島の北部に出て、海亀の産卵で有名ないなか浜へ降りる。海水の見事に透明。屋久島は山のスゴさが有名だけど、海もスゴイ。 こういうこともあろうかと海パンは持参済みだけど、マスクがない。唯一の海の家的な小屋を除くと「貸しマスク500円」の張り紙。マスク×2と浮き輪=1500円のところ、何故か1000円に負けてくれた。 ![]() 海中はもちろん魚だらけ。熱帯的はヤツから太平洋的なヤツまで多種多様。 海から上がると、初日の宿が一緒だった鳥取の大学生とバッタリ出くわす。 それから島の東部に移動し、大浦温泉で海水を洗い流す。これまたヒナビ系の温泉。おじさんがおつりがないとかで入浴料を50円負けてくれた。 昼ご飯は屋久島最大の集落宮之浦のかぼちゃ屋でラーメンを食べる予定が、人気店の午後1時。当然行列。しかたなしにその近所でチャンポンとトロロ蕎麦。 宮之浦のスーパーマーケット・ヤクデンで食料を買い込み、縄文杉アタックに備える。 今日は白谷雲水峡から白谷小屋まで上がり、小屋泊して明日の早朝から縄文杉を目指す予定。 登山口の白谷雲水峡は、屋久島の森が手軽に楽しめるテーマパーク的なところ。観光バスが並び観光客がゾロゾロと歩いている。バス見ると御馴染み西鉄観光や北九観光のバス。九州からの観光客はバスまるごとフェリーで来るのがメジャーのようだ。どおりでトッピーに観光客が少ないわけだ。 ![]() 60と30㍑のザックをからい、白谷小屋まで1時間のキツイ登り。小屋の前で屋久鹿の出迎えを受け無事小屋着。 小屋に寝床を確保し、小屋前の公共的テーブル(?)でダラダラしていると続々と人が来る。今夜は総勢20名ぐらいが小屋に泊まるようだ。 公共テーブルでそれぞれが食事を始め、酒が進むについて、会話もはずむ。縦走済みの一行にパックのゴハンや行動食などをもらう。 今回は軽量化を追及した結果、米はアルファ米を持ってきたが、それが超マズイ。これから少々重くてもパックのゴハンにします。 ▲
by take40103
| 2005-05-04 14:59
| 九州の山
2005年 05月 03日
天気は安定してるので、ココはやっぱキャンプでしょ。明日は島の西部観光をするつもりなので、そのアプローチのよさで調べると島の最西集落の栗生に屋久島青年旅行村いう整備はプリミティブだけど海を眼下に見下ろすロケーションと地面が総芝というシュチュエーションを備えたキャンプ場があり。早速予約を入れる。
登山口から国道を右折したところで、路上脇の女性二人がボクの車に向かって手を振っている。???という気持ちで車を止めると、「平内まで乗せてもらえませんか?」ヒッチハイクをしたことはあるけど、されるのは初めて。平内という地名は知らないけどとにかく乗ってもらう。 二人は50代ぐらいの人と30代ぐらいの人。聞けば50代ぐらいの人は東京からで、30代ぐらいの人は大分から。二人はユースホステルで知り合って、縄文杉帰りだそうだ。 途中、尾之間温泉を勧められ、そのアプローチの入口を教えてもらう。二人を降ろす時に、おばさんの方がなにやら握らせている。小さな袋に飴が数個入っているようだ。(そしてこの袋がボクらを救うことになる) ギリギリ6時半にキャンプ場のチェックインを済ませ、すばやくテントを貼り、栗生の集落の商店に食料を仕入れに行くが、ろくなもんなく、アルファ米にボンカレー、ベビーハム、トマトというなんとも貧弱なディナー。 ![]() キャンプ場はシャワー完備だったけど、勧められた尾之間温泉へ。ヒナビタというよりスタレタに近い風情の温泉。湯温がちょっと熱すぎたけど、7時間以上登行した足を癒してくれる。 キャンプ場に戻ると空一面に拡がる星・星・星。 ん~、明日もいい日になりそうだ。 ▲
by take40103
| 2005-05-03 15:04
| 九州の山
2005年 05月 03日
当初、1人旅の予定が楽連れになり、数々の心配メールや説教メールをいただき宮之浦岳縦走は諦めることに。となると島内の足としてにレンタカーが必要になり、さらに天候を見極め、旅程を4/30~5/4から5/2~5/6に変更したため、レンタカーの押えが変則的になってしまった。
5/3の9:00~15:00がNAVIという会社で、5/3の15:00~5/6の13:00がトヨタレンタカー。当然一社で借りるより費用も高い。 レンタカーをピックアップするために、7:39のバスで安房から空港へ。レンターカー屋が並ぶ一画のトヨタレンタカーにダメモトで寄り、15:00からの分が今から借りれないと頼み込む。カウンターニイちゃんは一旦オフィスに引っ込み、何件が電話をして交渉してくれた。結果「オッケー」。でかしたぞニイちゃん。(顔が怖すぎやけど) 車はトヨタ・ビッツ。宿に戻り荷物を積み、今日の目的地黒味岳への登山口淀川を目指す。途中、楽がガイドブックで見つけたしいばという店で焼きたてのパンを購入。 道中、紀元杉を見たり、屋久猿に遭遇したりとサプライズの連続。 ![]() ![]() 淀川の登山口の駐車スペースは一杯で路上駐車もビッチリ。ビッツがギリギリ入るスペースを見つけ、何度も切り替えし、縦列駐車する。 時々太陽光が射し、年中雨の屋久島としてはラッキーだ。 そして、登山口から一歩踏み入れると、いきなりそこは巨木とコケの屋久島ワールド。森全体が瑞々しく潤っていて、超ド級のマイナスイオン。 ![]() いや~ホント来てよかった。普段嬉々として登ってる福岡の沢コースなんて足元に及ばない。(世界遺産と比べるのは無理があるか) スタート後、40分で淀川小屋に到着。小屋はまさに小屋で、積極的に泊まりたくなるもんではなく、精神的にギリギリ泊まれるかなぁというレベル。 そして、小屋の横を流れる淀川がスゴイ。エメラルドグリーンに輝く川なんて初めて見た。 ![]() 小屋から1時間ちょっとで、ソババッケと雨ヶ池を足して2で割って、うんと美しくした湿原地帯小花之江河に着く。ここで昼飯タイム。 ![]() 昼飯後、再び黒味岳を目指しスタートすると雲が退き、晴れ間が拡がり、目指すべき黒味岳が姿を現した。 ![]() 黒味別れから本格的アタック登山が始まる。ロープ場あり、岩場ありでかなりキツイ。キレそうな楽をなだめながら10:00スタートから3時間半後の13:30になんとか登頂! ![]() 山頂は岩場で、目の前には宮之浦岳の永田岳がドーンとそびえて圧巻である。 先日、月命日でお邪魔した時にヤナの実家で拾ってきた石をポケットから出し、黒味岳の山頂にそっと置いてきた。 下山は来た道をピストン。下りなんで楽かなぁと思ったら、これが結構キツク、長い。ようやく下山が完了したのが17:10。 まずいっ、今日の宿はどうしよう・・・。続く ▲
by take40103
| 2005-05-03 14:05
| 九州の山
2005年 05月 02日
10時の鹿児島行のバスに乗るために、天神バスセンターへ。乗り場には明らかに屋久島狙いの中高年のグループがいる。旅前の高揚感からかおばちゃん達のおしゃべりは最高点に達している。残念ながらバスは3列シートではなく、貸切バスの代用車。当然4列シートで狭い。
昼過ぎると、楽が「いま調度、給食が始まったとこ」と一様学校のことが気になっている素振りをする。 退屈な3時間50分後、定時に鹿児島天文館で下車。(あとで気が付くが終点のいづろで降りるのが正解)タクシーに乗り、鹿児島北埠頭。 乗船待ちの客の半数近くが登山客のようだ。まぁ屋久島に観光で行くところではないので、当然と言えば当然か・・。(あとで間違いだとわかる) 屋久島上陸後は埠頭近くのキャンプ場でキャンプする予定だったが、天気予報では一晩中雨が降り続くとのことなので、急遽宿探しをするが、民宿は全て一杯。ようやく取れたのが、バックパッカーサポート・森の陽だまり。1890円という格安の宿泊費なんで簡易宿泊所的な所なんだろう。 外は暗く、強く雨が降っているので、大海原の景色や、トビウオを見ることもなく、これまた退屈な2時間半で15:30発のジェットフォイル・トッピーは定時の18:00に屋久島安房港に着く。 宿へのアクセスがよくわからないでのタクシーに乗り、宿の名前を告げると「それなら、そこからバスに乗ってもいけるよ」と教えてくれたが、荷物の載せたし、そのままでタクシーで向かってもらう。港から5分ほどで宿に着。 1階のコンビニみたいな店で宿泊費を支払い、2階の宿泊スペースへ。そこはスキーヤーズベットが並ぶロッヂのようなスペースだった。 ![]() 「22時以降は騒ぐな」とか「冷蔵庫のモノには名前をかけ」とは「携帯電話の充電は1回10円」とか、貼り出されている宿のルールをざっと見る。 携帯電話・・・。そういえば携帯がない・・。げっ、トッピーに忘れてきた・・・。 ガーン! 携帯の電池が切れそうだったので、ジェトフォイルの壁コンで充電して、そのまま刺しっぱなしだぁ・・・。 小雨降るなか、親子でトボトボと15分かけて埠頭に戻る。無事に携帯を確保し、ちょうど晩飯時だったので、埠頭近くの屋久どんという居酒屋風レストランに寄る。屋久島といえば新鮮な魚、トビウオを中心とした刺し盛を頼む。東京や大阪の人だったら素直にその新鮮さに感動するけど、この程度だったら福岡でに喰えるんじゃない・・と期待し過ぎていた感あり。楽はそんなのどこでも喰えるやろっ!と突っ込みたくなるトンカツ定食をチョイス。 ![]() ナイトキャップ用に近くのスーパーで焼酎を物色。当然三岳を第一候補にあげるけど、観光客が買い占めているらしく品切れ。旅行中この島で三岳を見ることはなかった。 宿に帰って、荷物を整理していると、隣のベットの人が話しかけてくる。30歳中盤くらいのサラリーマンで、松山から90ccのカブで屋久島まで来たそうだ。以前は愛媛から来たと答えていたが、じゃこ天おばちゃんのおかげで松山の地名度が上がったんで、今はもっぱら松山から来たと答えてるらしい。 どうやらこの宿は、他人とコミュニケーションしないといけないらしく、公共的スペース(といってもテーブルとイスがあるだけ)でテレビを見ながら、チビチビ飲んでるといろんな人が話しかけてくる。圧倒的に一人旅が多く、2人連れと思っていたら、旅の途中で知り合った同志だったりする。 ▲
by take40103
| 2005-05-02 15:10
| 九州の山
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